参入ジャンル選定

大人が超初心者から始める!スモールビジネスのための 参入ジャンル選定
ジャンルを決めるためのワーク

オンラインスモールビジネスでは、コンテンツを作ることがまず初めの一歩です。
どの分野についてのコンテンツを作りますか?

発信する理由

人生100年時代の後半戦をどう生きるか

人生100年時代になりました。
それに伴い50代以降は不安も多いのではないでしょうか。
特に金銭面、収入に関してです。
年金の受給開始が65歳からと遅くなり、受給額の減少も予想されます。
雇用を延長して働けるかもしれないけれど、年収ダウンは免れませんし、体力や気力にも限界があるでしょう。
無理をして健康を損なうことがあれば元も子もありませんので、やはり少しずつペースダウンするしかなさそうです。
一方で支出面では、子供の学費や親の介護費用がのしかかり、また物価も高騰しています。
私たちの世代が人生の後半戦を満たされて過ごすためには、収入を増やすことが必要です。

50代が選んではいけない働き方

収入を増やすといっても、今よりもっと働く時間を増やすということではありません。
私は50代でIT企業を退職したため、その後ハローワークに通ってキャリアコンサルティングと職業相談を受けました。
窓口で教えていただいたところによると、なんと、ハローワークで求職活動している人の50%が50~60代なんだそうです。
特に女性はその割合が高いそう。
「シニア歓迎」と書いてある求人票には応募が殺到していて、日本は本当に高齢化社会なのだと実感するとともに、人生100年時代の不安の表われだと感じました。

私はハローワークの求職活動で在宅勤務を希望したのですが、リモートワークの求人は意外と多く、でもそのほとんどは、人事や経理の資格や英語が必要だったりで「ある分野のスペシャリスト」が応募条件になっていました。
で、私のようにそのような特別なスキルがない場合は、やはり毎日出社が必要だったり、福祉分野の求人が目につきました。
今後は働き方を緩やかなものに変えていかなければいけないのに、若い人と同じ体力が求められる仕事しかないなんて、この矛盾といったら!
自分の求める働き方と求人がマッチせず、魅力的な仕事はひとつも見つけることができませんでした。

50代の私にとって魅力的な仕事とは、体力に無理がなく、自由な時間で働けて、長く続けられて、人生を楽しめるもの…
ハローワークにはほぼその反対の、体力に無理があって、時間の拘束が大きく、長期の労働が難しい、仕事しかありませんでした。

50代からのビジネスは、人生を楽しむために「自由な時間」で、労力を最小限にするため「自宅」で、働きたい。

どんなビジネスモデルを選ぶ?

ビジネスチャンス到来

一方、今はかつてないビジネスチャンスが到来しています。
ビジネスチャンスといっても、一攫千金のようなものではなく、サラリーマン並みではあるけれど、特別な資格や分野は必要なく、誰でも取り組めるスモールビジネスをスタートさせる環境が、かつてないほど整っているのです。
今はミドル・シニアがビジネスをスタートする絶好のチャンスだといえます。
その理由をいくつか挙げてみましょう。

インターネットの普及

2021年の日本のインターネット利用率は、82.9%(総務省 情報通信白書抜粋)と高い割合です。
これはスマートフォンの普及が大きいと思います。
私たちは幅広い消費者に向けて販売できます。

WordPressの普及

インターネットで検索してもらうためには、ウェブサイトでサービスを販売・宣伝する場所が必要です。
そのサイトは検索してもらいやすく、内容がプロフェッショナルで、デザインが完成されている方が良いのです。
少し前ならそれにはサイト制作のプロに依頼する必要があり、ある程度の資金が必要でした。
でも、WordPressにより、ローコストで自分の市場(オウンドメディア)を持つことができるようになりました。

SNSの普及

マーケティングにおいては、宣伝に資金が必要でした。
でも、SNSの普及により、こちらも大きなコストをかけることなく、宣伝や集客が行えるようになりました。

オンラインMTGツールの普及

ミーティングは対面ではなくオンラインで行うことが当たり前となりました。
Zoom、Teamsといった無料で使用できるツールが出現し、離れたところで誰もがオンライン会議やチャットでの会話などにすぐにアクセスできるようになりました。
経費、時間、体力の削減につながり、50代からのスモールビジネスにぴったりの環境が整いました。

コンサルタントになることを目指す

時間労働ではなく、自宅で仕事ができて、好きな時間に働ける。
私は、50代からのビジネスはコンサルタントが良いのではないかと考えています。
そのためにセミナー動画制作(コンテンツ制作)はとても有効です。
動画で学んだ人が、個人的に教えてほしい、と考えることはよくあります。
動画を発信することによって信頼を得ることができ、コンサルタントとして活動しやすくなります。
動画制作はハードルが高そうに思えますが、慣れるとそうでもないし、利点が多いです。
一度制作してしまえば、24時間365日、働いてくれるのです。
今後自分は年を取っていきますが、動画は若いままの自分。
商品を仕入れる必要がなく、在庫を抱える心配もありません。

いかがでしょうか。
ジャンルを決めて何かを発信してみたい! そんな気持ちになったのではないでしょうか。

動画セミナーを制作できそうな分野を洗い出してみる

今までサラリーマンをしていた人なら、何か仕事上のスキルで伝えたいことはないでしょうか。
営業、人事、経理、製造、マネージメント、コミュニケーション、IT、福祉、SNS…
たくさんありそうです。
また、仕事以外の、趣味などはどうでしょうか。
ダイエット、美容、健康、物を作る、片付ける、DIY、家事、育児、ガーデニング、お菓子作り…
こちらも色々あります。
また、得意なことはどうですか?
英語、歴史、楽器演奏、整理収納、料理、節約など…
こうして並べてみるとたくさんありますね。
ミドルエイジは人生を生きるスキルが多いですから、スモールビジネスには断然有利と言えます。

専門家になる

あれもこれも、動画セミナーは色々作って良いのですが「何の専門であるか」は明確にした方が良いかもしれません。
なぜかというと、コンテンツ制作の先には、その分野で、先生や講師、コンサルタントとして活動する未来があるからです。
今はまだ完成されていないかもしれませんが、今後も勉強を続けて、専門家として十分な知識を身に着ける努力をします。
肩書を持ってSNSで発信していくのです。
もし、どうしてもスキルが見つからなかったら、今から学んでも間に合います。
動画を作ると動画制作のスキルが、サイトを作成するとWordPressのスキルが身に付きますね。
なので、動画制作やWordPressの専門家になる、というのも素敵だと思います。
専門家だからといって、人生中盤からプログラミングを習得するなど、その道を究めるのは難しいです。
私たちが対象とするのは「3年前の自分」。
初心者の方にわかりやすく教える、ということを意識します。

「誰かを助ける」コンテンツであること

いくつか候補が見つかったでしょうか。
今後、コンテンツを作り続けていくわけですから、情熱を傾けることができる好きな分野であることは大切です。
もう一つ、大事なことは、その制作した動画セミナーが「誰かを助けることができるかどうか」です。
巷の起業セミナーでは「誰かの悩みを解決する事業」と言われたりしますが、コンテンツなので、悩みとまではいかないにしても、誰かの役に立つ必要があります。
また、助かる人が多い方が良いわけです。
その分野のキーワードが多く検索されているか、他の人も同じような発信をしているかどうか、は参考になると思います。
もうすでに誰かがやっているから、参入するスペースがないわけではなく、他に誰かがやっている分野は需要があるということですので、その方がいいのです。

参入ジャンルに迷ったら

参入ジャンルを選ぶワークを行っています。
ワークシートに沿って書き出していただき、セミナーになりそうなジャンルを一緒に選んでいきます。
こちらは30分×2回(もしくは3回)です。
年間コンサルティングをお申込みの方は、プランに含まれています。
まずは無料相談でご相談いただき、ピンとくるものがあったらワークにお進みいただくのがおすすめです。