ホームページを作成する
ホームページで発信するのは何のため?
今更なのですが、ホームページを作成する理由について考えてみたいと思います。
コンテンツビジネスを目指す私たちがホームページを持って発信するのは何のためでしょうか。
私は、それは「信頼を得るため」ではないかと考えています。
信頼されなければ、その人から学びたいとかコンテンツを購入したいとは思えません。
では、信頼の正体って、何?
それは「情報量」だと思っています。
その人を信頼するにはそれに値する情報が必要です。
例えば、物理的な、カード決済しても安全かとか、特定商取引法に基づく表記がされているかとか、そんなことももちろん大切ですし、それに加えて、運営者が誠実な人かとか、利用者を思いやっているかとか、私はそんなところもついつい見てしまいます。
運営者の人柄をどこから読み取るかは、その人の書いた文章や、わかりやすくリンクが貼られているかなど、そのサイトに長くとどまっていれば少しずつわかってきますね。
そうして利用者の信頼を得るためには、ブログなどの文章を含めて、たくさんの情報を発信する必要があります。
信頼=情報量
ですね。
だから、ホームページから読み取れる情報量が多ければ、ビジネスにとって、信頼が蓄積していくということになります。
そして、もう一つ、実店舗でお客さんひとりひとりに営業して伝えるのは大変ですが、オンラインの場合は、置いておくだけで24時間365日、信頼を得るための発信が行われて、ビジネスの「仕組み」が働きます。
ホームページ作成サービスの種類は?
ホームページ作成サービスは、無料から有料までたくさんのツールが出回っています。
WordPress の他には Wix、ペライチ、などは聞いたことがあるでしょうか。
そのほかにも、Amebaブログ などのブログサービスを使ってブログを書いたり、ホームページ作成ソフトを使ったりなど、様々な方法で発信できます。
ホームページ作成ツール おすすめ、などと検索してみてください。
たくさんのツールが紹介されています。
下記は、世界と日本のCMS(ウェブサイトの保存・管理システム)のシェアランキングです。(W3Techs2022年調べ)
これを見ていただくと、WordPressが世界でも日本でも最も多く使用されているツールだということがわかりますね。


WordPressを選ぶ
世界でも日本でも、WordPressのシェアが圧倒的ですが、私たちが目指すコンテンツビジネスにおいても、このWordPressは必須だと考えています。
コンテンツを販売したりサブスクを導入したり、またコンサルを行う情報を発信するためにもWordPressの自由度が欠かせないのです。
また、スタートしたばかりのスモールビジネスにとって固定費を最小限に抑えることができるのも魅力です。
実店舗を持たない私たちにとってはウェブサイトは家でありフラッグショップです。
どのサービスを選ぶかによってビジネスの成長が違ってきます。
WordPress
WordPressとは
WordPressとは、ウェブサイトの作成やブログの投稿ができるコンテンツ管理システムで、世界中で圧倒的なシェアを持っています。
なお、「WordPress」には、2023年現在「WordPress.org」と「WordPress.com」の2つのサービスが存在します。
この記事で述べている「WordPress」は「WordPress.org」のことです。
「WordPress.com」はWordPressのソフトではなく、レンタルブログサービスです。
無料ですが、ブログ投稿のサービスに機能が特化されていて、サイト作成ができませんので、ご注意いただきたいと思います。
WordPressのメリット
無料で使用できる
これが世界で大きなシェアを占める一番の要因ではないかと思います。
これだけの機能を持ったシステムが誰でも無料で使用できます。
サーバー費用(年間12,000円程度)とドメイン使用料(1,000~2,000円程度)のみで作成できます。
(サーバー契約の際に初めてドメインを取得すると、永年無料になるサービスを行っている会社も見かけます)
初心者でも完成されたデザインのサイトが作成できる
テーマによってたくさんのテンプレートが用意されていますし、テンプレートを使わなくても、自分で思い通りのデザインを仕上げることができます。
その際、HTMLやCSSといったコードの知識は必要なく、マウスの操作で直観的にサイトが構築できます。
何でもできる
プラグインという拡張システムによって、どんなサイトでも作ることができます。
例えば、こんな要望はないでしょうか。
- ショッピングカートを導入したい
- 予約システムを導入したい
- SEO対策を施したい
- お問合せフォームを作成して自動返信したい
これ以外でも、動画を埋め込みたいとか、グーグルマップを表示させたい、トップページに画像のスライドショーを作成したい、なども、プラグインを使わなくても実装できます。
情報が多い
多くの人がWordPressを使ってるため、たくさんの情報があります。
どのテーマが良いかやプラグイン(拡張機能)は何がおすすめか、また、困ったときに検索するとすぐ答えが見つかったりします。
ブログ投稿機能が充実している
ウェブサイトの1つのページを作るかのように、自由にブログを書くことができます。
テーマやプラグインによって、ブログをグリッドスタイルといってカードのように配置したり、サムネイルと一緒に縦に表示したりなど、デザインが優れているためブログ投稿ページをトップページにしている人が多いです。
コンテンツビジネスにおいてはブログを書くことが大切だと思いますので、この点でもWordPressをおすすめしたいと思います。
WordPressのデメリット
習得に慣れと学習コストが必要
習得するのに少し慣れが必要で、動画で学んだりなど、学習コストも必要です。
しかし、いったん身に付くと、それが強力なスキルになり、今度は教える方に回るということも可能ですので、学ぶ価値は大いにあります。
また、学習コストと言っても、専門家にサイト制作を依頼すれば数十万かかってしまいますのでそれよりずっとローコストだと言えます。
サイト作成に時間がかかる
自分で作成する場合、サイト構築にやや時間がかかります。
こちらもプロに任せれば早いですが、人に任せると自分の「思い」や「伝えたいこと」が十分発信できない恐れがあります。
やはり、コツコツと自分で作成したいところです。
なるべく最短で作成するために、サイトを構築したことがある人に教えてもらうのが良いでしょう。
私も、WordPress作成をサポートさせていただていますので、お気軽にお問合せください。
WordPress ウェブサイト作成の手順
ざっくりなのですが、下記の手順で進めます。
- ドメインを取得する
- サーバーを契約する
- WordPressをインストールする
- テーマをインストールする
- サイトの基本設定を行う
- ブログを更新する
ひとつずつ、ゆっくり行っていけば、知識がなくても完成度の高いサイトを構築することができます。
詳しい手順はこちらのページも参考になさってください。↓
50代 超初心者から始める!
スモールビジネスのためのWordPress構築講座
ワードプレスでホームページを制作するための12のStep